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ウクライナから 「ありがとう、日本!」19
小児ガンの子どもたちにプレゼント

 ウクライナの「こどもの日」は 6 月 1 日です。
 この日、「国際チョルノービリ福島連盟」はウクライナ国立医学アカデミー放射線医学科学センターの小児科で慈善会合を開きました。
 チョルノービリ原発事故の影響でガンに罹ったウクライナの子どもたちが毎年700人ほど、この病院で治療を受けています。

 日本子孫基金(食品と暮らしの安全を守る会)から届いた海苔、昆布、お茶、タオルなどの土産を子どもたちに配ると、タチアナ・フリツェンコ局長は、みな様に感謝の意を表しました。
 この会合には、ザポリージャ原発を解放するために特別作戦を遂行中の兵士らも参加し、さまざまな年代のウクライナ人が真剣に議論しました。
 私は挨拶で、ロシアにクリミア半島を侵略された2014年以来、ウクライナで790人の子どもが死亡し、数千人が強制的に拉致されて占領地から連れ出された、と指摘しました。
 それから、チョルノービリの住民がサインした「国際チョルノービリ福島連盟」の赤い旗を手渡して記念撮影した後、子どもたちが好きな菓子を食べて、会合は終わりました。

国際チョルノービリ福島連盟
会長 ヴァレリー・マカレンコ